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口臭の原因は今まで一般的には前日の食事で食べたもの(餃子やニンニク、玉ねぎなど)、虫歯や歯槽膿漏が原因と言われてきました。
最近では子供の口のにおいが気になるということで来院される方がいらっしゃいます。
日本だと口臭測定装置で測るようなクリニックもありますがはっきり言って問題解決にはなりません。
数値が出ますので口臭の程度がわかりますが治療にはなりません。

一般的には子供の場合はよぽどのことがない限り口臭がすることはありません。
原因は口呼吸が原因なのです。
口の中には細菌が存在してますが口呼吸によって乾燥すると細菌の出す毒素でにおい始めます。
極端な例になりますがどぶ川が雨が降らず乾燥すると悪臭がしてくるのと同じと思ってください。

さて治療法になりますが口呼吸は口の周りの筋肉を使うことで口が閉じて口臭は改善していきます。
要は鼻呼吸をすることです。しかし繰り返し訓練しないと改善はなかなかされません。
口の周りの筋肉を使うとは具体的に

1.おなかに手を当ててゆっくりと深呼吸を3分続けてみる。口は開けない。
2.水を含んでブクブクと2分続けてみる。こぼれるのは筋肉が緩んでる証拠になります。
3.500mlのペットボトルを口に含んで歌を歌う
などおなかから声を出す練習を繰り返し毎日続けることです。

口呼吸をしている場合ほとんどが姿勢も悪く猫背気味になっているので
発声練習はまっすぐに立ってやる必要があります。
ブクブクなどはお風呂場やシャワーの際にやるのもいいかもしれません。
それぞれおうちの事情があると思いますので工夫してやってみてください。

口呼吸は将来歯並びやいびきにも影響しますので早いうちから自宅でトレーニングしていきましょう。